携帯と連動した、世界最大&動くサインボード (”Nokia” The Worlds Biggest Signpost)

Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Mobile, OOH | Posted on 14-02-2010

FarFarによる、ノキアの地図・ナビゲーションアプリ「Ovi Maps」の素晴らしいプロモーションです。

マップ系のサービスの場合、「自分のお気に入りの場所をシェアし合うこと」が
利用するうえでは多いケースかと思います。

そこに着目したアイデアが、
「世界で最も大きなサインを設置し、みんなのお気に入りの場所を、
携帯電話と連動することで、その場で表示してシェアし合う」
というものです。

The World’s Biggest Signpost from adghost on Vimeo.


このアイデアの実現で素晴らしいのは、動画にもあるように、
入力された自分のお気に入りの場所情報が、サインに表示されるだけでなく、
「その方角までもクレーンと連動し、指し示すところまで制御している点」です。


どう制御しているのだろう?と思いますが、やはりここまで連動されると、
「おおおっ!」と思いますよね。6トンものサインが、目の前で自分のアクションで動くわけですから。
しかも、自分の名前入りで。

もちろんその場かぎりで終わるわけではなく、
・Twitterへのツイート連動
・Ovi Mapsマイクロサイトへの集約と共有
という形で、オンラインが持つ強みともきちんと連動されている点も、とても秀逸です。



・確実に目を引く、世界最大のサインボードを設置して、
・見ている側は、携帯というその場で最も身近なツールから、即アクションができ、
・データだけでなく、物理的にも、その場でフィードバックが得られ、
・それが自分事にもきちんと落とされ、
・もちろんオンライン上でも共有される仕組みも提供されている


という、非常に立体的な仕組みでありながらも、
触れる側にとっては、あくまで「その場でお気に入りの場所をシェアするだけ」
というシンプルなアイデアである点が、このプロモーションの最も素晴らしい点であり、
強さだと思います。

そして、参加している人も、参加していないその場にいるだけの人にとっても、
素直にその光景を楽しめるものになっている点も素敵です。

裏側の仕組みも含めて、とても興味深いプロモーションだと思います。

デジタル領域の「ユーティリティ化」が、販売促進を強化する (kooaba)

Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Marketing, Mobile, Social Media, iPhone | Posted on 29-01-2010

発表されてから随分と経過してしまいましたが、
新聞/雑誌から始まり、あらゆるパッケージングされた製品が、
「今後いかにデジタル領域と手をつなぐことで、
付加価値の付与、そして販売促進へと寄与することができるか?」
という点において、大きなヒントを与える事例
だと思いますので、改めてご紹介を。

まず挙げる事例では、スイス最大の購読者数を誇る有名タブロイド新聞「Blick」が、
画像認識のエンジンを提供する「kooaba」社と連携し、
紙面そのものの情報を画像認識し、付加情報を提供し、PDFデータとして入手できる、
というアプリ配布の試みです。


kooaba interactive print


アプリを起動し、紙面を撮影すると、そのページに付加された情報が提供され、
PDF化されたページまで入手できるという仕組みになっています。
Facebookとの連携など、ソーシャルメディアへの配慮ももちろんされています。


iPhone版で現在配布されているアプリでは、ベーシックな機能として、
DVD、書籍、CDに対して類似したソリューションが提供されています。

つまり、カバーをただ撮影するだけで、
・付加情報(Youtube、wikipediaなどへの連携)の付与
・販促活動(iTunes store、eBayなどへの連携)への結びつけ
・共有(友達への紹介メールなど)
これらが全て行える、ユーティリティ機能の提供です。



さらには、kooabaのWebサイトへ来訪し、ユーザログインすれば、
自分がクリップした情報を参照することができる、というサイト連携もなされています。


先ほどのスイスのタブロイド紙とのサービス連携は、
これからの各メディア/メーカーにとって、とても注目すべき事例だと思います。
もちろんその考え方を立体的に組み合わせ、提案/実行していく側にとっても。

デジタル領域においては「ユーティリティ化」というのが、
企業と生活者とを結びつける最重要キーワードではないか?
と改めて思う、ソリューション事例です。


kooaba (※クリックでiTunesが立ち上がります)

Via : ニテンイチリュウ

Analog on the Digital Technology (PhoneBook)

Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Mobile, iPhone | Posted on 05-11-2009

「ad:tech Tokyo 2009」の中で、最も革新的だと自分が感じた「PhoneBook」。
(当時は、岸 勇希さんは「iHON」と呼んで紹介されていたかと思います)
これが、一昨日いよいよ発表されたそうです。



絵本の中にiPhoneを収納することで、読みながら画面をタッチしたり、本を傾けたり、
その内容=コンテンツに応じたインタラクティブ体験が楽しめる。

「子どもと大人が、一緒にiPhoneを使うことで、コミュニケーションが生まれる・楽しめる」
素晴らしい組み合わせのプロダクト提案&体験提案だと思います。


「Analog on the Digital Technology」

・iPhoneが持つ、デジタルだけの体験価値。
・本が持つ、アナログだけの体験価値。

こういったデジタルとアナログとの関係を、時代感覚に合わせて組み合わせ提案していくことが、
今後の新たなインタラクティブ体験の切り口をになってくると思います。

「モバイル表現研究所」でも、


今後は絵本に限らず、パンフレットやカタログといったビジネス的な利用。
アートブックや図鑑、教育ツールなど、様々な用途での活用・展開が考えられます。



と言われていますが、
「メディアの特性に応じた面白さは、もっとあるはず」
この根本へ深く入り込んだアイデアワークが、やはり最短距離なのだろうと改めて思います。


ちなみに「PhoneBook」は、2010年春に第1号の絵本が講談社から出版されるそうです。

My Name is E “E for iPhone”

Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Mobile, Social Media | Posted on 01-08-2009

My Name is E” から、iPhoneアプリが登場。

早速自分のカードも作ってみました。
(connectボタンを押すと、ソーシャル名刺というべき形で私の基本情報が得られます)





“E” ユーザ同士かつ、iPhoneユーザであれば、
上のムービーのようにiPhoneアプリ上で名刺交換するかの如く、
お互いの情報をやりとできるようになるという、ブレイクスルーなツールです。

さらにかゆいところに手が届いているのが、
自分が使用しているサービスの一部については、”E” を交換することで、
自動的にフレンド登録が行われる、というところ。

とても優れたツールだと思いますし、
普及していくポテンシャルは十分すぎる程あると思います。
さて、このツールがどうこれから流通していくか?
大変楽しみです。

Via : ニテンイチリュウ

iPhone × 体重計による、プロダクト価値の乗算 (Connected Scale)

Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Mobile, Social Media | Posted on 01-08-2009

“NIKE+” から顕在化し、”EcoDrive app for Fiat”でも事例化されている、
コネクトできるチャネルを重層的にすることで、サービスを乗算させていく、
今後の消費者ニーズを広げる手法の一つである、プロダクト開発について。

今回は、より普段の日常生活の文脈に沿ったプロダクト、つまり体重計に
焦点を当てた、仏Withings社による『Connected Scale』の事例を。

Connected Scale






無料の専用iPhoneアプリケーションにより、保存された測定結果にアクセスして体重の変化を調べたり、脂肪率が高い自分のお尻について、折れ線グラフで、例えば1カ月前との比較を確認することができる。

こうした機能は宣伝向けのもののようにも思えるが、長期にわたる変化を示すこの種の情報は、健康問題を明らかにするのに役に立つだろう。




体重計からWi-Fi接続し、iPhone上で測定結果の変化をグラフで視覚化するというが、主な仕組みです。
このように自己管理のために、接続できるでさらに価値を増していくサービス群は、多々日常生活から見つける事ができると思いますし、それをきちんと結びつけた素晴らしい事例です。

今後、このような技術をクロスしていく事で、価値を増していくプロダクトの開発が、加速する事と思います。
が、まさにその領域こそ、Web技術+広告のコンテクストで
培われた知見が活かされる/活かすべきなのではないか、とも感じるのです。

またその領域では、携帯端末こそが大きなチャネルの一つに
位置づけられるだろうとも同時に思います。

Via : WIRED VISION