「ツールの提供」で公共交通機関をより使ってもらう (Vasttrafik “Tram Sightseeing app”)



人に、何らかのアクションを誘導するための手段としては、おおまかに大別すると
「メッセージを伝えることで、意識を変容させる方法」
「ツールを提供し、それを使ってもらう事で、行動を変容させる方法」

とがあるかと思います。

スウェーデンのストックホルムのトラム(路面電車)。
このトラムから見ることのできる景色は素晴らしく、そしてリーズナブルなのにも関わらず、
多くの観光客は、高い費用を払って観光ツアーに申し込んでしまう、という現状がありました。

もっと、彼らにトラムを使ってもらうにはどうすれば良いのだろう?

その回答が、先ほどの後者である「ツールを提供すること」つまりは「アプリによるサービスを提供すること」によるものでした。
具体的には、GPSを利用した観光ルートをナビゲートしてくれ、観光スポットを解説してくれる、アプリの提供です。



「技術の新規性」や「今まで見た事ない」という方向性は持っていないため、インパクトのようなものは薄いかもしれません。

が、そのかわり、「より着実に受け手のニーズに広くカバーし、かつ近い」、つまりは「人に近い」ということ、がこの「ツールを提供すること」が持つ圧倒的な強さだと思います。


もちろん、このアプリ提供の発想は、過去から多くの事例があります。
が、それでも日本はもちろん、各国へとそのままもっと展開できる、非常にニーズの高いアプリではないかと思います。


素直に、人のニーズに寄り添った、素晴らしい施策だと思います。


Vasttrafik “Tram Sightseeing app”(※クリックすると、iTunesが起動します)