リアリティショーというTVCMへの発想 (Ford “Drive One”)

火曜日, 10月 11th, 2011. Filed under: Advertising Social Network



Fordによる、ユニークなTVCMへの試みと、それが象徴している方向性についてを。

「フォードからお客さまへのインタヴュー」という体面で、訪れて来ていただいたオーナー。
そのオーナー自身にフォードの魅力を語ってもらおう、というドッキリ記者会見をそのままTVCM化したアイデアです。

Drive One — Greg


Drive One — John & Jill


Drive One — Yoleine


Drive One — Chris F-150


ここではTVCMそのものの内容がどう、という話よりも
「リアルな顧客に語ってもらう事そのものをTVCM化する」
=「リアリティショーをTVCMにしてしまう」という発想
が、
従来ではあまり採用されにくかった発想へのシフトとして、面白い点だと思います。

例えば最近ですと、CarlsbergによるリアリティショーのTVCMもありました。

Carlsberg stunts with bikers in cinema


これも内容は超ベタなものなのですが、このようなリアリティショーは、当事者(という名の、よりリアルな生活者たち)と近く結びつき合いたい、が強く意識されたアプローチだと思います。
「ソーシャルメディアとの相性の良さへの着目」と「企業側によるアプローチの移り変わり」とも言えそうな気がします。

こういったリアルな生活者との結びつきを意識したTVCMは、「Old Spice」シリーズを土台とした「Old Spice Responses」でのダイレクトレスポンスによる展開が、最も突出したものではありますが、確実に手法の一つの方向性として顕在化されているのではないかと思います。

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