オンラインチケット販売の新たな付加価値 (Ticketmaster “interactive seat maps”)

チケット会社「Ticketmaster」が、ユニークな付加価値を与えたオンラインチケット販売を提供しています。
「友達の席のそばに、自分も予約したい!」を、Facebookとの連動によって可能に出来るサービス。
が、その趣旨なのですが、
トライアルの側面が強いのは確かながらも、極めて分かりやすいコンセプトを持った、潜在ニーズを吸収する付加価値だと思います。
内容は動画の通り、Ticketmaster のオンライン予約画面上で、任意のコンサートを選択後、座席指定の画面へ行くと、Facebook Connect してチケットを買った友人たちの座席位置がタグ付けされ、表示される、というシンプルな仕組みです。
もちろん自分も座席へタグ付けし、友人たちへ知らせることも出来ます。
それによってチケットを購入する際に、潜在的にこれまで持っていた
「本当は、友達の席のそばに自分も予約したいんだけど・・・」というニーズを解決するサービスを可能としています。
もちろん友人たちが都合良く、このサービスをこぞって使ってもらえないと、その有用性が発揮されないサービスでしょうし、そこに至るまでに、まず多くの人に一度でも使ってもらう継続した努力が欠かせない、なかなか障壁の高いサービスであることも間違いないと思います。
そして浸透のための時間も、(場合によっては)認知のためのコストも、多くかかる事が予想されます。
ただ、これまで全く解決の糸口が無かった潜在ニーズが、このような形にすれば可能となる、という事。
その道筋の可能性を、チケット販売の世界において実行したことそのものが、やはり特筆すべきことだと思います。
つまり、
ソーシャル・ネットワーキング・サービスと連携することで解決できる、
これまで放置されていた潜在ニーズは、実はもっと、いやかなりあるのではないか?
という疑問提起を可能にしている、という点ですね。
