Keep it simple, stupid. (IKEA “The world’s most liked showroom”)

Keep it simple, stupid.
(いいからシンプルにやれって)
頭文字を取って「KISSアプローチ」と呼ばれる、シンプルに物事を行うことへの原則を表した言葉があります。
その原則をそのままに具現化した、「Like!」を使ったIKEAの、見方によっては「それってアイデアと言えるの?」「そのまんますぎるでしょ?」とさえ人によっては思われてしまうかもしれない、しかし圧倒的に分かりやすく、強い施策を。
IKEA “The world’s most liked showroom” from Jeena van der Heul on Vimeo.
「最も「Like!」が多い商品で、毎週ヴァーチャルショールームを作る企画」
たったこの一言で、企画の全容が理解できてしまう、そしてクリアにその光景が想像できてしまう、非常にシンプルな企画です。
たしかにそのまますぎるかもしれません。
が、しかし、こういう発想。思いつきそうで、なかなか思いつかない。
つい、色々とこねくり回して複雑にしてしまいがちな思考の傾向に対して、ある意味真逆に行く。
または、思い切りすぎるほど、ど真ん中を行く。
その強い発想こそが、この企画の素晴らしい点だと思います。
「自分が○○をすると、その結果○○となる」
それが一言で説明できる事の強さ。
それがクリアに想像できる事の、人を巻き込む吸引力の強さ。
例えば、その企画を体験した後で「巧い!」という驚きから来る感動や、それによって広がりを生む企画の方向性も世の中には沢山あると思います。
ただ、そこには「何かやってやろう、仕掛けてやろう」という企みが、かすかながら見えてしまう時もままあります。
が、この「Like!」」との連動の仕方、究極的にシンプルな、そして本質的な発想だと思います。
そして最も、ユーザの期待に応える態度だとも言えるのではないでしょうか。
「「Like!」が一番多いもので、○○をする」という、ど真ん中すぎる程ど真ん中の発想。
KISSのアプローチほど、忘却される原則はない、と言うべき実証を見た気がしました。

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