神はそれを見たがっている (LEVI’S GO FORTH “NOW IS OUR TIME”)
木曜日, 8月 11th, 2011. Filed under: Advertising

とてもストレートな。そしてとても力強い。
今、この時代に、最も必要とされる言葉ではないだろうかと思ってしまう、少なくとも今年自分が観たTVCMの中では、最も強く、深く胸に突き刺さった素晴らしいTVCMです。
Levi’sブランド138年の歴史上、初めてとなる世界24カ国で同時展開されているグローバルキャンペーン「Go Forth “Now is Our Time”」。
メッセージは「NOW IS OUR TIME」(今こそ、オレたちの時代)。
それがどのような状況であれ、今自分が生きているこの時代は、自分たちの時代。
そして自分の人生であることに変わりはない。
だからこそ、ジーンズを履いてフロンティアを切り開いた男たちの気概を、思い出さなければならない。
目を凝らせば、必ず見つかる。
自分の人生は。自分にしか出来ないことは。
そういったストレートなメッセージが凝縮され、TVCMとは思えないほどの強度で訴えてきます。
なんというか「この言葉はオレに言っている」と思わず感じてしまう、普遍的な力がある映像だと思うのです。
その中で自分が圧倒的に響いた言葉が、これです。
死は避けられない。
でも、死んだような人生は変えられる。
理屈抜きに、人へ強く鼓舞する力を持った言葉だと思います。
ジーンズのブランディングCMというフォーマットで、インサイトなどという言葉では括れない、このような普遍的な視点から力強い言葉が発せられること。
それこそが極めて現代的なのではないかと思います。
「余計な事は一切考えない」そのフォーマットで最適な、高い強度の、人の心へ深く残す体験だけを純粋に追求していく視座、という点において。
また広告が、しかもアパレルの広告が「死」という言葉を使用している事、そこにも真っすぐな視線を感じます。
「この言葉はオレに言っている」と思う体験こそ、最も強い体験ではないかと思う、「体験の強度」という事を考える時、とても重要となるはずのTVCMだと思います。

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