1枚リーフレットのループメッセージ (WWF “Pandas in the mall”)
日曜日, 7月 10th, 2011. Filed under: Advertising

メッセージと手段とが見事に一致した、WWFによる啓蒙広告。
まずは解説の動画を。
「あなたの税金の1%分だけ、世界の飢餓のために募金してみませんか?」というA4サイズの最小限なメッセージ広告が刷られたリーフレット。
それを、ショッピングモールに訪れた人へ、ボランティアの一人がエスカレータの「下で渡す」。
受け取った人は、そのシンプルなメッセージを、エスカレータに「上る最中に、見る」。
そして、上り終えた後で、もう一人のボランティアが「それを回収し、下る人へ渡し、また回収する」。
という無限ループで、人に伝えていくというものです。
このシンプルなループ行為の発見自体まず素晴らしいのですが、それ以上に、単に啓蒙メッセージを伝えるのではなく、それを行う側が資源の有効活用という点で、まず自ら実践しているという点。
この「自らがまず行う」という点がここでのポイントだと思います。
人に聞く耳をもってもらえるための「メッセージの信憑性」と言いましょうか、あるいは「配信側の良心」と言いましょうか。
こういった配信者側のスタンスこそが、現代広告上の肝だと思う、非常に分かりやすい例だと思います。

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