100% ファン・メイド (Michael Jackson “The Behind The Mask Project”)



2度目の命日(6月25日)を目の前に、マイケル・ジャクソンの最新MV「ビハインド・ザ・マスク」が完成し、オフィシャルサイトで公開されました。

Michael Jackson: BEHIND THE MASK

そのMVとは「ファンによる、100%のクラウド・ソーシング型MV」。
世界103ヶ国から応募者が殺到し、1600の投稿動画によって制作された、マイケルへの愛情が凝縮された感動的な作品です。



ここでのクラウドソーシングの肝となるプロセスは、
・オフィシャル・サイトから趣旨と出演者を募集発表
・ファンである応募者は、このサイト上から、楽器の演奏、歌、観客、あるいはMJのダンスを踊る、などといった役割を選ぶ
・各パートごとの指示に従いながら、演じた自分の姿をウェブカムで録画
・楽曲のタイムライン上のタイミングに合わせ、動画をアップロードする
という、素材作成から応募までが分かりやすくプラットフォームとして提供された、サイトの存在が大きいと思います。

そしてさらに作るだけに留まらず、応募してくれたファンへは、このビデオが解禁された時、初めて自分がマイケルのミュージック・ビデオに出演しているのかどうかが明らかにされる、というサプライズまで。

作る過程だけでなく、届けられ方、という体験にもファンへ配慮されている点が、ここでの素晴らしさだと思います。

アーティスト側で作成し、その完成度を持ってファンへ提示し、魅了していくことでなく、
ファンとの価値観の共有と関係作りが重視された、ファンがクリエイションのプロセスに参加し、
「これはマイケルと自分たちとの作品だ」するプロジェクトデザイン。

マイケルファンの愛情が肌で感じられる、素晴らしく感動的なプロジェクトです。