ネットとリアルをつなぐ & 祭りへの関与/増幅装置な、DOMMUNE体験

最近のネット上の現象として、断然面白いと思うのが、DOMMUNE。

DOMMUNE

DOMMUNEは、3月1日オープンした宇川直宏氏が主催する、リアルタイムでLIVEとDJが
楽しめる、「クラブ兼ストリーミング・サイト」です。
19:00-21:00がLIVE、21:00-24:00がDJという構成になっているのですが、
まず面白いのが「金/土が休配信日」ということ。

平日は、フリーでベッドルームクラブ体験をしてもらい、
週末は、リアルクラブへ繰り出そうよ、
という配信の考え方です


実際、体験しているとテンションがかなり上がってきます。
Twitterを見ていると「久しぶりにクラブ行きたくなった」という声が多く流れてきますが、
「ネットが持つ力」と「リアルな人と場が持つ力」とのバランスがとても上手く取られている。

これはジャンルは異なりますが、過去の例で言うと、
Radioheadの「IN RAINBOWS」の事前配信の考え方と類似している気がします。

つまり
・デジタル情報は、フリーの考え方で広く提供していく。
・そこで広く音源を流通させ、評判を作った後で、生でしか体験できないライブに足を運んでもらう。
・そのチケット料金や、ツアーグッズの売上から収益を得て行く。
という、ネット/リアルがそれぞれ持つ良さを活かしながら、フリー戦略の考え方を取り入れている。
ここに、DOMMUNEの面白さの一つを感じています。


そしてもう一つの面白さが、その目的のためのソーシャルメディアの使い方。

「ニコニコ生放送」も然りかと思いますが、やはり「生」が持つ、
祭りのプロセスへ参加することでの、連帯感や増幅のパワーは、
ネットメディアの持つ、大きな力であり、良さだと思います。

そしてその良さを増幅させているツールが、TwitterやUstreamといったソーシャルメディア。

この使い方に必然性がある、というところに面白さを感じます。
DJを「生」で聴き、その参加者たちの声を「文字」で共有して、連帯感を体感する。
そして、それが「ちゃんと楽しい体験」になっている。
頭で理解するものでなく、「何も考えずに、ふつうに楽しい」という体験。
これは核心なことでありながらも、なかなか無かったことだと思います。


もちろん、音の良さや、クラブではあまり見ることができないDJ中の手元映像や
リアルタイムなエフェクト映像へのこだわりなど、
ネットの場として、きちんと楽しめるためのディテールに気を配られている点も
見逃してはならないポイントではあります。


が、単に、新しく便利なツールを組み合わせて使うだけの発想からは全く異なる、楽しい体験。
そしてネットだけで完結しない、外へ連れ出すための増幅装置としての在り方。

今後も注目しつつ、素直に楽しんでいきたい、スリリングな試みだと思います。

僕がDOMMNEで描出したいのはテクノロジーで武装したテン年代のハードコアパンクです!
今後企業資本や広告の現場などと提携することがあっても既存のシステムをひっくり返すような表現、そして現行のテクノロジーに鋲を打つような行為を日夜探求してゆきますのでよろしくす

@dommune


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