サウスウエスト航空の「ユーモア」で「関心」をつかむ機内アナウンス

飛行中の安全に関する機内アナウンス放送は、
・まず、きちんと聞かれる事が少ない状況(乗客にとって)
・でも、聞いてもらわねばならない状況(航空会社にとって)
と言えるかと思います。

この「関心のない人に、関心をもってもらう難しい状況」の中で、
サウスウエスト航空が取る関心の掴み方に、コミュニケーションの原点を感じました。

有名な動画なのでご存知な方も多いかもしれませんが、まずはご覧ください。



・「大声」で届かせるわけでなく
・「恐怖」で聞かせるわけでもなく
・「権威や強制力」で聞かせるわけでもなく
「お決まりのパターン」を「ユーモアというクリエイティブ」を使って破る。
という、サプライズのプレゼントで相手に楽しんでもらって、聞いてもらおうという解決法。
拍手喝采となる機内アナウンスなんて、人生のうち一回もないかもしれません。
それくらいのインパクト/記憶を残すことを、アイデアの力でサウスウエストは実現しています。

「どれだけ、人を楽しい気持ちにしてあげられるか?」

それこそサービスが目指すことであり、コミュニケーションでの原点だと思います。
また、考えるべきことは、その一点のみなのではないか?とも改めて思います。

最近読んだ、小山薫堂氏の「人を喜ばせるということ」という本の中に、

企画とは何か?を一言で言え、と聞かれたら
「大切な人へのバースデープレゼントを考えること」
だと思います。

という凝縮された言葉があり、ハッとしたのですが、
このサウスウエスト航空の「相手」と「ユーモア」を大切にするカルチャー。
とても素敵だと思います。