「ステーブ・ジョブスからの電話」という予想外のプレゼントと伝説のストーリーづくり

先月に終えた、appleのiTunes Storeの100億曲目キリ番ダウンロードコンテストでは、
該当したユーザ (ジョージア州ウッドストックのLouie Sulcerさん) へ、
1万ドル分のiTunesギフトカードがプレゼントされました。

ここで、appleらしいストーリーがまた生まれたので、ご紹介を。

apple_iTunes

なんと、コンテストでの勝利者本人には、ステーブ・ジョブスから直接電話によるメッセージがあったそうです。それも本人へは全く知らせずに、突然。
本人もつい何度も確認したそうです「えっ、誰なの??」と。

このエピソードを知ってやはり思うのは、appleは、

・「人と繫がりたい/共感したい」という人の気持ちをよく理解していること。
・「分かち合う」という行為を意図的にすることで、連帯感を作る術を知っていること。
・「ひとつの伝説のストーリー」が、どれだけ人に共感を与えるか、広まるかを知っていること。


という、人が共感を持ち、その企業と繫がりたい/応援したいと思え、誰かに伝えたくなる
この一連のファン化のためのコミュニケーションが圧倒的に上手いという点です。

特に伝説のストーリーは、ディズニーやノードストローム、リッツ・カールトン、ザッポス、加賀屋など、顧客と強い絆を作っている企業が必ず持っているものでもあります。
そして、その伝説には必ず「その企業らしさ」が漂っています。

ロックスターばりに、意外性を持って突然勝利者へ電話するジョブスの姿は、
とてもappleに似合っていると思いますし、メッセージを伝え、分かち合う光景も目に浮かぶようです。

そして、こうしたエピソードがまた広がることで、ファンはさらに共感し納得していきます。
ちょうど、今ここで自分がこうして書いているように。

上手いと思いながらも、素直に素敵だなと思うエピソードです。

Via : アップル – 100億曲カウントダウン・プロモーション
Via : Rolling Stone