観客が携帯電話でストーリーへ関与していく、新たな対話型映画 (“LAST CALL” 13th Street)

月曜日, 3月 1st, 2010. Filed under: Inspiration

これは全く新しい、映画の在り方/観客動員への理由づくりの在り方だと思います。

チャンネル「13th Street」が提供するホラー映画『Last Call』による、
映画の主人公と観客とが対話できる/そしてその対話によって映画の物語が変化していく
という、新たな観客参加型の体験の提供です。

“LAST CALL” 13th Street

LAST CALL – 13th Street from stephan pauly on Vimeo.

Agency: Jung von Matt/Spree, Berlin


観客は、映画のチケットを買う前に、自分の携帯番号を予め提示します。
1回の上映につき、選ばれる観客は一人。
映画のストーリー上で、主人公が助けを求め電話を掛けると、突然選ばれた観客の一人の携帯が「本当に」鳴りだします。
そして、「実際に」主人公の声、そして映画のサウンドまでもが、その携帯電話から聞こえてくるのです。


その後、観客は主人公との対話の中で、指示を出して行きます。
そしてこの仕組みの凄いところは、
その観客からの指示内容によって、物語は進行していき、エンディングはその内容によって変わってくる
という、映画そのものまでもがインタラクティブなものとなっている点です。



これぞプレイヤーとして「本編」までへと関与できてしまう、現時点での究極のARGとしての映画の在り方ではないでしょうか。
この没入感は是非とも体験してみたいです。
そして、だからこそDVDでの鑑賞ではなく、劇場へ行く理由がここにはあると思います。

素晴らしい発想と仕組みだと思います。

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