コマ取りグラフィティ・アニメーション (“COMBO” BLU)

コマ取りアニメーションは、もはや飽和状態ではないか、と思われるほど
数多くのバリエーションがありますが、この作品は新しい発想だと思いました。
グラフィティによるアニメーションという表現手法です。

COMBO a collaborative animation by Blu and David Ellis (2 times loop) from blu on Vimeo.


クラシカルな建物の中庭と外壁。
不気味さが漂う人物と、建物そのものに壁を空けてしまう演出。
それに、対照的となる現代的なアクセントの要素。

これらのセレクト感覚が、とても自由&楽しげで、
素晴らしいクリエイティブが持つ、心地良い空気感のようなものが作品から伝わってきます。


さて冒頭、新しい発想と書きましたが、実は一年前から既にこの作風は出来上がっていたのですね。
こちらは、ストリートを舞台にしたグラフィティ・アニメーション。

MUTO a wall-painted animation by BLU from blu on Vimeo.


ヤン・シュバンクマイエルの作品群からも言えますが、
不気味さやシュールさを題材にすると、コマ取りの持つキュートさが加算される事で、
よりその世界感が強まり、かつ没入できる効果があるように思えます。


Via : blu (vimeo)