10,000の言葉より、絵本の力は強いときもある (こっぷ)
こっぷ
谷川 俊太郎 (著), 今村 昌昭 (写真), 日下 弘 (AD)

たった23Pの写真絵本ですが、凄い絵本です。
コップは水をつかまえる。
コップは煙もつかまえる。
コップは、、、
そんな風にして、ガラスのコップを様々な目線から観て綴られた、言葉と写真による絵本です。
コップとは?というなんでもないモノに、既存の目線から外れて、今の自分ならどこまで自由に観る事が出来るか?
これは大人に対しては、ある種哲学的に語りかけてくる内容だと思います。
が、これはあくまで大人目線での話。
少し目線を柔らかくすれば、全く哲学的ではなく、極めて自然なものの見方。
物事には、いろんな見方があって、一つだけじゃないし、正解だってない。
好きに思い浮かべていいんだよ。
そんなメッセージが、歌のようにシンプルに届けられます。
この無駄のない、シンプルさが潔くて、とかく痺れます。
これから折りをみて目を通すだろう、スルメのような絵本。
おすすめです。
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