コンテキストからモノゴトを洞察する (コンテキスト思考)
「コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術」 杉野 幹人 (著), 内藤 純 (著)
「今」目に見えている情報+ロジカルな分析からではなく、
モノゴトの背景、前後関係、文脈を洞察する「コンテキスト思考」が、レッドオーシャンを突破していく。
すなわち、
「関係」ではなく「関係性」
「目標」ではなく「目的」
「価値」ではなく「価値観」
これらにフォーカスをあて、かつ、「教養」と「楽観」を身に付けよ、という本です。
ちょうど数日前、「気持ち悪い」という記事がはてぶで多数ブックマーク
されていましたが、情報=コンテンツが膨大となる中で、
「事象を追っている事だけで満足する・その気になってしまう=思考停止となる」
傾向に対する、今後の重要な思考と言えると思います。
私たちは目に見える「コンテンツ」に目を向けすぎるあまり、
「コンテンツ」の背後に潜む「コンテキスト」を洞察しようという
姿勢が欠けてきているのではないだろうか。
モノゴトを理解しようとする際に、ネットで入手した
「コンテンツ」ばかりになっていないだろうか。
多くの企業や人が「コンテンツ」にとらわれて「コンテンツ思考」
に汗をかくのを横目で見ながら、その表面的に見えている
「コンテンツ」の裏側にどのような事実が潜み、
その場面その場面で何を行うべきかを考えて発想し、
意思決定し、行動すること、つまり「コンテキスト思考」を身につけることが、周りの企業や人とは異なる「おもしろい成果」を生み出すための鍵なのである。
つまりは「コンテンツ」ベースの思考法では
コモディティ化からは抜け出し切れないことが言われています。
競合ベンチマーキングにこだわり、
「現在主流だから」、「競合で成果が出ているから」という理由で「それは価値がある」と
判断することが、結局レッドオーシャンを産んでいる、という事です。
これはあらゆるビジネス領域に当てはまる事だと思います。
これを自分なりに置き換えると、
「目標」ではなく「目的」
を、
「手段」ではなく「目的」
に。
「価値」ではなく「価値観」
を、
「価値」ではなく「美学・矜持」
に。
というところでしょうか。
が、本書で提案されているコンテキスト思考の「3Sフレームワーク」は、
正直自分としては漠然としており、あまり腹に落ちなかったところもあったりします。
整理はされているとは思うのですが。。
もう一度、状況が異なる時に読んでみようかと思います。

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