Posted by kUtsunomiya | Posted in Book, Marketing, Strategy | Posted on 31-07-2009
このたとえは、非常に分かりやすいです。
例えば、路上で営業してみるとしよう。
「三歳以下のお子さんがいらっしゃるお母さんに、お得なお知らせです」
と言ったら、どうなるか?
そのプロフィールに当てはまるお母さんは、
「私のことを言っているんだわ」と思って、振り返るだろう。
一方、「みなさんに、お得なお知らせです」と言ったら、どうだろう?
単なる売込みと思われて、無視される。
どこに違いがあるのかといえば、
前者が「私」のことを言っていると思うのに対して、
後者は「私」は関係ないという感情を持つことである。
つまり、顧客ターゲットを明確に設定しなければ、
顧客と感情的なつながりを持てない。
この会社は、自分にぴったりの会社なんだ、という
コミュニティ意識が持てないわけである。
あわせて、ターゲットをインタビューする際の、極めてシンプルで強力な質問。
これもとても分かりやすい。
「絶対、つきあいたくない客は、どんな客ですか?」
「これまで本当に喜んで、買っていかれたお客さんはいますか?」
「それは誰ですか?どんな方でしたか?」
相手の感情面から引き出していくところに、「質問力」としての強さがあると思います。
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」 神田 昌典 (著)
Posted by kUtsunomiya | Posted in Book, Strategy | Posted on 30-07-2009
「ひらめきのマジック」 さいとう ぜんきゅう
元・電通マンの著者による「やわらか頭」を創る発想本から、
「心を動かすこと」についての記述を少々整理。
「こころが動く」ための五つの段階とは?
・レベル1 「関心」
心にかかる、気掛かり、注意を払う
・レベル2 「興味」
惹きつけられる、面白いと感じる
・レベル3 「感心」
心に感じる、立派なさま
・レベル4 「感激」
強く心を動かす、気持ちが奮い立つ
・レベル5 「感動」
深く物事に感じて心を動かす
それでは「感動」とは?
1) 今まで自分が知らなかった
「感動している自分を新たに発見する喜び」
2) 新しい創造に向けてのエネルギーをもらえる喜び
ここまでが、本書の前半整理。
ここからは「感動」を生み出すために必要となる、「新しさ」について。
本書ではその切り口を、以下6つに挙げています。
1) これまでにない時代の切り口を感じさせる新しさ
2) 人を楽しく、ハッピーな気持ちにさせてくれる新しさ
3) 人に感動を与えてくれる新しさ
4) 生活をとても便利にしてくれる新しさ
5) とにかく人がビックリするよな新しさ
6) 同じ品物でも全く意味が変わるくらい違う使い方の新しい提案
ここで注目したいのが、5) への考え方について。
「新しさ」とはイコール 5) と認識されるケースが多々ありますが、
Webの世界の場合、「ビックリするような凄さ」だけでは、簡単にコモディティと化していきます。
そして多くの場合、配信者・制作者側の自己満足的要素が多分に強い。
だから、Webの場合はあえて、5) はまず狙わない。
多くの人がまず向かうだろうベクトルでもあるし、
それだけでは、短期的すぎる=成長の持続性を担保出来ない。
というのが、自分のWebとの向き合い方でもあります。
Webは、利用者にとってインフラ的な位置づけであると考えれば、
やはり2) や 4) や 6) を意識化していくことが、ポイントだろうと思います。
「mixi年賀」「Kit Kat Mail」
「THE BEST JOB IN THE WORLD」「EcoDrive app for Fiat」
これらの事例が持つ方向性、つまり福田氏が言うところの
「ユーザーにとって価値あるサービスのあり方を考えることが
最高の広告にになる」
ことへのベクトルは、特にサービスや商品の持続性という観点から
とても健全な在り方だろうと思います。
という、「感動」というコトに付随してくる「新しさ」の要素についての、
少々の頭の整理。
Posted by kUtsunomiya | Posted in Inspiration, Web Site | Posted on 30-07-2009
これは全く知りませんでした。鳥肌もののインタラクティブ体験です。
オランダの「yellowBird」という、モーションVRコンテンツ制作会社による、
ライブ会場を使ったデモ版です。
その凄さは、映像画面をドラッグした瞬間に体感できます。
Googleのストリートビューで使われた機材を用いた仕組みだそうですが、
やはり初めての体験というのは、ゾクゾクするものがあります。
ただ、その後で思ったのは、QTVRがそうであったように、
この技術は使い方がなかなか難関かもしれません。
確かに凄いのです。
が、特にメッセージを伝えるという広告コミュニケーションにおいては、
手法としてなかなか採用がしにくい。
この技術は、このデモがそうであるように、体験型のコミュニケーションとして
使うのが正しい使い方なのでしょう。
ある種、ユーザ側で突っ込める、入り込める、解釈できる「スキ」を
持っていることが、Web技術の流通において、重要なファクターと思われるので、
この高い完成度の技術をどう使ってあげれば映えるのか?には、
かなりな知恵が必要とされると思います。
とは言え、凄いです。鳥肌が立ちました。
Via : ニテンイチリュウ、QTVR Diary